まず警戒すべきは、近時、投資顧問を名乗る不審電話が散見され、応対次第で資金だけでなく時間まで損なうおそれがある点です。バディキャピタルとしては、投資顧問なりすまし電話に備え、出どころの確認と折り返し検証を基本動作として共有します。
私の仕事は、情報の粒度を揃え、判断の手がかりを整え、焦りに流されぬ意思決定の場を用意することに尽きます。電話という即時性の高い接点ほど、手順化された確認と「その場で決めない」という姿勢が効いてまいります。
実務の要は五点です。①名乗りと所属を即答できるか、②代表番号への折り返しを受け入れるか、③番号表示や固定回線の有無、④SMS・短縮URLの併用有無、⑤過度な利回り強調や急かし文言の有無を点検します。いずれか一つでも違和感があれば、その場で判断を留保します。
してはいけないのは、通話内で個人情報やワンタイムコードを伝えること、届いたURLを即時に開くこと、第三者の前提をうのみにすることです。通話はいったん切り、公式窓口へ自分で番号を調べて折り返す――これが最小にして最大の自衛策です。
当社の連絡方針を明確にします。初回から電話で金融商品を勧誘する運用はいたしません。日程調整は原則メールか代表番号からの発信で行い、SMSのリンク送付は例外運用です。ご不安があれば、いつでも代表番号へお確かめください。
社内ではAIバディ君を用い、いただいた相談記録の傾向を可視化し、注意喚起の文面と手順を継続更新しています。もっとも重要なのは、人の目による最終判断であり、道具は補助、決めるのは私たちです。
運営上の約束を三点、最初に明らかにします。第一に、費用とリスクの開示を曖昧にしないこと。第二に、利益相反が疑われる行為は社内で止めること。第三に、苦情・ご意見は正面から受け止めること。契約前にお渡しする交付書面では、手数料、留意点、苦情受付の流れを具体的に示しています。詳しくは〔交付書面のご案内〕をご確認ください。
よくあるご質問に、私から簡潔にお答えします。
――「不審だと感じたら最初に?」:通話を切り、番号を控え、公式窓口へ折り返します。
――「当社からの連絡の見分け方は?」:予約と文面を事前共有し、代表番号から発信します。SMSのURLは原則用いません。
――「家族や勤務先に連絡が来た場合?」:当社方針では直接連絡しません。返信せず、代表番号へご一報ください。
――「通話の録音は失礼では?」:安全確保が優先です。個人利用の範囲で記録し、公への拡散は控えます。
急がない勇気。お客さまの資産は、その方の時間の結晶です。私たちは時間を粗末に扱いません。ご縁があれば、最初の一歩は小さく、しかし丁寧に進めてまいります。
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株式会社バディキャピタル
代表取締役 鈴木 恵
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-26-15 SHIBUYA D-SECOND 9F
登録:関東財務局長(金商)第3290号/JIAA会員番号 012-02976
総合 03-6822-1955/相談 03-6820-4174/customer@buddy-capital.co.jp
(注)本稿は一般的情報の提供を目的としており、投資の勧誘に当たりません。料金・リスク等の詳細は、最新の交付書面をご確認ください。