株式投資について、私の基本姿勢

急がない勇気を合言葉に、私は速さより再現性を選び、記録と検証で手順を磨いてきました。バディキャピタルの私が、株式投資についての基本姿勢を静かに整理し、日々の判断軸を明らかにいたします。

私の仕事は、銘柄を当てる競争ではなく、家計の目的に沿う設計を整えることです。期間と許容変動を言葉に直し、株式と債券、現金の役割を定め、配分として形にいたします。

株式は企業の成長に連動する持分であり、長期の収益は利益成長と資本配分の質に依存します。個別の物語に寄り過ぎず、業種と地域を分け、過度の集中を避け、偶然の波を平らにしていきます。

売買の巧拙は短期では見えにくいため、時間分散の積立と定期リバランス(配分調整)を軸に据えます。価格が下がれば取得口数が増え、上がれば比率が膨らむため、基準に従い静かに戻す運用を心掛けます。

情報が過剰な局面では、根拠が薄い断言が目立ちます。私たちは残る数字と手触りのある事実を選び、仮説と検証の往復で判断の質を積み上げる姿勢を保ちます。道具は道具、決めるのは人です。

社内ではAIバディ君を活用し、開示資料の確認や議事の整理を効率化しています。自動化は補助にとどめ、最終の合意と責任は人が受け持つ、という基本線は崩しません。

下落時の行動は事前の設計で決まります。最大想定下落や生活防衛資金の確保、取り崩しの順序を先に定め、税や手数料の摩擦を最小化する工夫を積み重ねます。

運営上の約束を三点、最初に明らかにします。第一に、費用とリスクの開示を曖昧にしないこと。第二に、利益相反が疑われる行為は社内で止めること。第三に、苦情・ご意見は正面から受け止めること。契約前にお渡しする交付書面では、手数料、留意点、苦情受付の流れを具体的に示しています。詳しくは〔交付書面のご案内〕をご確認ください。

よくあるご質問に、私から簡潔にお答えします。
――「いまは買い時でしょうか」:設計が先です。積立と目標配分で時期の影響を薄めます。
――「インデックス(市場平均)と個別株はどちらが良いですか」:中核は低コスト指数、衛星で個別を学びと納得の範囲で。
――「どれくらいの下落に備えるべきですか」:想定幅と現金余地を先に決め、最大△30%など具体の数値で管理します。
――「相談はどんな流れになりますか」:現況の棚卸→目的整理→提案書→試走を経て、小さく開始します。

小さく丁寧に。お客さまの資産は、その方の時間の結晶です。私たちは時間を粗末に扱いません。ご縁があれば、最初の一歩は小さく、しかし丁寧に進めてまいります。

――
株式会社バディキャピタル
代表取締役 鈴木 恵
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-26-15 SHIBUYA D-SECOND 9F
登録:関東財務局長(金商)第3290号/JIAA会員番号 012-02976
総合 03-6822-1955/相談 03-6820-4174/customer@buddy-capital.co.jp

(注)本稿は一般的情報の提供を目的としており、投資の勧誘に当たりません。料金・リスク等の詳細は、最新の交付書面をご確認ください。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール