まず申し上げます。資産を狙う詐欺は、電話・SMS・投資話、公的機関の名を語る手口で、日常のすき間から静かに入り込みます。私は助言業に携わる65歳の経営者として、迷った瞬間の行動だけを絞ってお伝えします。合言葉は『バディキャピタル 詐欺に注意』です。
私の仕事は、増やす前に守る手順を緻密に設計し、戸惑う時間を極力減らす仕組みを日々磨くことです。被害の芽は初動で摘み、生活のリズムを取り戻す支えとなるよう努めます。
直後の行動は三つに絞ります。第一に通信を切り、着信やメッセージを即座に遮断します。第二に証跡を残し、画面や通話記録を保存します。第三に信頼できる第三者に相談し、公式窓口で事実確認を行います。
送金や個人情報の提供は、どんな理由でもその場では行いません。リンクや添付は開かず、入金や暗号資産の送付は一晩寝かせ、別経路で確かめます。
家族や取引先との重要連絡は、電話とメッセージなど二重の経路で相互に確認します。社内でも送金依頼は二人以上で承認し、個人口座への振込は原則として止めます。
当社の支援ツール「AIバディ君」では、想定問答を用いて拒否の言い回しを練習できます。道具は道具、最終判断は人が下す前提で、迷いを減らす補助線にすぎません。
不自然な敬語、急がせる口調、秘密保持の強要、完璧な利回り。こうした合図が揃うときは一歩引き、通話も取引も一旦止めると決めます。
運営上の約束を三点、最初に明らかにします。第一に、費用とリスクの開示を曖昧にしないこと。第二に、利益相反が疑われる行為は社内で止めること。第三に、苦情・ご意見は正面から受け止めること。契約前にお渡しする交付書面では、手数料、留意点、苦情受付の流れを具体的に示しています。詳しくは〔交付書面のご案内〕をご確認ください。
よくあるご質問に、私から簡潔にお答えします。
――「『口座が危ない』と言われたら?」:通話を切り、番号を調べ直し、公式窓口に自分からかけ直します。
――「SMSのリンクを開いたかもしれない」:機内モード→証跡保存→パスワード変更。決済系は一時停止します。
――「高利回りの投資話は見分けられる?」:元本保証や即日入金催促は退きどき。契約は必ず一晩置きます。
――「家族とどう共有する?」:緊急連絡先を一枚にまとめ、合言葉と折返し先を決めておきます。
小さく丁寧に。お客さまの資産は、その方の時間の結晶です。私たちは時間を粗末に扱いません。ご縁があれば、最初の一歩は小さく、しかし丁寧に進めてまいります。
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株式会社バディキャピタル
代表取締役 鈴木 恵
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-26-15 SHIBUYA D-SECOND 9F
登録:関東財務局長(金商)第3290号/JIAA会員番号 012-02976
総合 03-6822-1955/相談 03-6820-4174/customer@buddy-capital.co.jp
(注)本稿は一般的情報の提供を目的としており、投資の勧誘に当たりません。料金・リスク等の詳細は、最新の交付書面をご確認ください。