AI投資について、私の基本姿勢

急がない勇気を大切にします。65歳の助言者として、市場の雑音に距離を置き、短期の熱狂より長期の蓄積を見極め、日々の判断を整えます。
バディキャピタルの私見としてAI投資について、道具は道具、決めるのは人の原則から、活用の幅と限界を述べ、経験値と数理を噛み合わせます。

私の仕事は、膨大な情報を整序し、確率で語る指標をお客さまの文脈へ丁寧に戻すことです。勝ちを当てるより、負けを小さく抑え、時間を味方に付ける設計を重んじます。

ここでのAI(人工知能)は二つの意味を持ちます。第一に、投資プロセスの支援技術としてのAI。第二に、AI関連産業へ投じる資本の配分です。前者では取得・整形・検証を自動化し、後者では収益構造と規制、資本効率を冷静に点検します。

AIの力は大きい一方、過学習やデータの偏り、レジーム転換、モデルの劣化(ドリフト)といった弱点も抱えます。だからこそ、検証は人が設計し、監査の手続きを分離し、説明可能性を確保します。道具は道具、決めるのは人。

実務の流れは、仮説の明文化→データ整備→反証テスト→小規模運用→観察と手直しの反復です。数字が語ることと、数字が語れないことを分け、短期の成績より再現性の高さを評価軸に置きます。

社内ではAIバディ君を用いて、リスク要因の洗い出し、シナリオ生成、計算の再現手順を整えます。結論の採否は人が行い、例外条件と中止基準を先に決めます。便利さに寄りかからず、判断の重心は常に人側に置きます。

運営上の約束を三点、最初に明らかにします。第一に、費用とリスクの開示を曖昧にしないこと。第二に、利益相反が疑われる行為は社内で止めること。第三に、苦情・ご意見は正面から受け止めること。契約前にお渡しする交付書面では、手数料、留意点、苦情受付の流れを具体的に示しています。詳しくは〔交付書面のご案内〕をご確認ください。

よくあるご質問に、私から簡潔にお答えします。
――「AIは人の判断を置き換えますか」:いいえ。判断は人、AIは材料を整える役割です。
――「AI活用で手数料は増えますか」:運用効率の改善で総コストを抑える設計を目標とします。
――「AI関連株に集中しますか」:しません。分散を基本に、収益源と規制環境を精査します。
――「データの偏りはどう管理しますか」:取得・加工・検証を分離し、外部監査手続で点検します。

小さく丁寧に。お客さまの資産は、その方の時間の結晶です。私たちは時間を粗末に扱いません。ご縁があれば、最初の一歩は小さく、しかし丁寧に進めてまいります。

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株式会社バディキャピタル
代表取締役 鈴木 恵
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-26-15 SHIBUYA D-SECOND 9F
登録:関東財務局長(金商)第3290号/JIAA会員番号 012-02976
総合 03-6822-1955/相談 03-6820-4174/customer@buddy-capital.co.jp

(注)本稿は一般的情報の提供を目的としており、投資の勧誘に当たりません。料金・リスク等の詳細は、最新の交付書面をご確認ください。

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