FOMCの投資判断――私の基準と手順

政策金利と雇用、物価の三つ巴に向き合う時期です。私はバディキャピタルの鈴木恵、FOMCの投資判断で何を基準にするかを、経験則として記します。

私は2020年11月27日にこの会社を立ち上げました。拠点は渋谷・道玄坂(〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-26-15 SHIBUYA D-SECOND 9F)、資本金は300万円。派手さよりも手堅さを重んじてきました。投資助言・代理業の登録は「関東財務局長(金商)第3290号」、日本投資顧問業協会(JIAA)の会員番号は「012-02976」。まずは土台を整える――私たちが最初にやったのはその部分です。

私たちの仕事は、お客さまの意思決定を支える「助言」です。相場は日々表情を変えますが、基本は変わりません。情報を集め、仮説を立て、リスクを見積もり、言葉でお返しします。近年は社内ツール「AIバディ君」を試行しています。一次情報を広く速く拾う道具ですが、最終判断は人間の責任です。

FOMCを読む際の手順を三層で整理します。第一に、声明文の新旧比較で変化点を数えます。第二に、経済見通し(SEP)とドットの分布を確認します。中央値よりも広がりと偏りが重要です。第三に、記者会見で示された反応関数を拾い、「道筋」なのか「水準」なのかを見極めます。

投資判断への落とし込みは波及順で見立てます。実質金利→期間構造→為替→クレジットの順です。短期はボラティリティ管理を優先し、中期はキャッシュフロー耐性に軸足を置きます。長期は人口動態や生産性の制約を据え、段階配分で誤差を吸収します。損失の尾を短くする設計を崩しません。

大切にしている約束を三つ。第一に、費用とリスクの説明を隠さないこと。第二に、利益相反が疑われる行為は社内で止めること。第三に、苦情は正面から受け止めること。契約締結前の交付書面には、手数料、留意点、苦情対応の流れを明記しています。詳細は〔交付書面のご案内〕をご覧ください。

よくいただく質問に、私から簡潔にお答えします。
――「利下げ局面では株式比率を上げますか」:定量ルールに基づき段階的に動きます。単発判断は避けます。
――「ドットはどれほど重視しますか」:中央値だけでなく分布の歪みを見ます。会見との整合で判断します。
――「会合前はどう備えますか」:サプライズ耐性を優先し、ヘッジと現金の厚みを点検します。
――「為替の影響はどう見ますか」:外貨建て資産だけでなく家計の実質購買力まで視野に入れます。

急がない勇気。お客さまの資産は、その方の時間そのものです。私たちは時間を粗末に扱いません。ご縁があれば、最初の一歩は小さく、しかし丁寧に踏み出しましょう。

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株式会社バディキャピタル
代表取締役 鈴木 恵
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-26-15 SHIBUYA D-SECOND 9F
登録:関東財務局長(金商)第3290号/JIAA会員番号 012-02976
総合 03-6822-1955/相談 03-6820-4174/customer@buddy-capital.co.jp

(注)本稿は一般的情報の提供を目的としており、投資勧誘ではありません。料金・リスクの詳細は最新の交付書面をご確認ください。

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